
ABA(応用行動分析)とは?
「うちの子、なかなか新しいことを覚えられない…」「言葉で説明しても行動につながらない…」
そんな悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
ABA(応用行動分析)は、子どもの行動を細かく分析し、「どうすればスムーズに学習や生活スキルを身につけられるか」を科学的に考える支援方法です。
シンプルな方法を繰り返し実践することで、少しずつ「できること」を増やしていきます。
どんな特徴があるの?
ABAの基本的な考え方は、「行動に適切な働きかけをすることで、良い習慣を身につける」こと。
例えば、こんなアプローチがあります。
具体的な一例
- スモールステップで成功体験を積む
- いきなり難しいことに挑戦するのではなく、簡単なことから始めて「できた!」を積み重ねる
- 環境を整えて行動を引き出す
- 机の上にやるべきものをセットしておく、視覚的なサインを使う など、自然に行動できるような仕組みを作る
- 望ましい行動を重ねる
- 「ありがとう」「すごいね!」など、できたことを積極的にほめることで、次もやろうという気持ちを育てる
- 苦手なことを無理なく練習する
- 例えば「人と目を合わせるのが苦手」な場合、まずは短時間だけ顔を向ける練習から始め、少しずつステップアップ
どんな子におすすめ?
ABAは、「行動の習慣化」や「学習スキルの向上」を目的とした支援です。特に以下のようなお子さんに効果が期待できます。
- 指示が通りにくく、行動につながりにくい
- 同じミスを繰り返してしまい、直し方が分からない
- できないことを避けてしまい、新しいことに挑戦しづらい
- 「ごめんね」や「ありがとう」など、適切なコミュニケーションが難しい
ABAのアプローチを取り入れることで、「どうすれば行動しやすいか」が明確になり、少しずつできることが増えていきます。
きぼうでのABAの取り組み
きぼうでは、ABAの考え方を活かし、お子さん一人ひとりに合った支援を行っています。
特にスモールステップでの支援を大切にしています。
苦手なことにいきなり挑戦するのではなく、小さな成功体験を積み重ねることで「できた!」という感覚を増やしていきます。例えば、「鉛筆を持つのが苦手」なお子さんには、まず短時間だけ持つ練習から始め、少しずつ文字を書くステップへ進んでいくように支援します。
また、視覚的なルールを活用し、子どもが直感的に理解しやすい環境を整えます。言葉だけの指示では伝わりにくい場合、絵カードやイラストを使って「何をすればいいのか」を視覚的に示します。例えば、「おもちゃを片付ける」の場面では、片付け前と片付け後の写真を並べて見せることで、「こうするといいんだ!」と自分で気づけるようにします。
さらに、ポジティブな声かけを意識することも非常に大切にしています!子どもが何かに取り組んだとき、結果に関わらず「よく頑張ったね」「すごい!」といった前向きな言葉をかけることで、挑戦する気持ちを育てます。特に「ありがとう」「ごめんね」といったコミュニケーションが苦手なお子さんには、適切なタイミングで声をかけ、実際の場面で使えるよう繰り返しサポートしていきます。
そして、一人ひとりのペースに合わせた個別対応もポイントです。お子さんによって得意なことや苦手なことは異なるため、「みんなと同じペース」ではなく、その子に合った方法でじっくり進めていきます。焦らず、小さな変化を一緒に喜びながら、安心して成長できる環境を提供します。
「なるほど、こんな方法でサポートしてもらえるのか」と思った方もいるかもしれません。もしABAの支援に興味がありましたら、お気軽にご相談ください。

5領域について
お子様の身体・社会性・認知・感情・コミュニケーション能力をバランスよく育む取り組み。

TEACCHプログラムに基づいた支援
構造・可視化された学びの環境で、お子様の自立を促進するプログラム。

きぼう独自の課題学習
お子様の発達段階に応じた個別の支援内容を詳しく説明します。

絵カード交換式コミュニケーション
PECS(絵カード交換式コミュニケーションシステム)という絵カードを示して、コミュニケーションを行うシステムをコミュニケーションに難のあるこどもに教えていくこともできます。